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Monthly Archives: 3月 2009

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バカだバカだ

近頃よくかかってくる電話に

「あなたをスカウトしたい」というのがあります。

 

これ、何かの名簿が世に出回っているようで、30代以上の結構

多くの人にかかってきているようです。

 

先日もうちに電話がかかってきて、

あなたのことを推薦している知人の方がいると、

どうしても会いたいと仰る。

 

残念ながら僕の知り合いで僕のことを気軽に人材会社に売る人はいませんと言いました。

 

少し間があり、

では帝国ホテルで待ち合わせして具体的な話を聞いてもらえないかと仰る。

 

は? まず帝国ホテルで待ち合わせしたら相手の気分が良くなるだろうとか考えている

底の浅さが寒い。

新卒の学生ならいざ知らず、アラフォーのおっさんに帝国ホテルのロビーでどうですか、

なんていってもちっともプレミア感はありません。

逆にそんな誘い文句でほいほい付いてくる人材も底が浅いと思う。

 

そんなわけで、

「僕は社長をやっています。他社に転職しないかという

その論点自体が間違っていませんか」と相手に尋ねてみました。

 

それでも是非お会いしてよいお仕事を紹介したいと仰る。しかも部長クラスだという。

いやいやサラリーマン社長ではなくて、オーナー社長なんです。自分の貯金をはたいて

作った会社を解散して転職しろと。しかも部長になったら給料下がるじゃないですかと言う。

 

それでも良い条件なので会いたいと仰る。

 

これはダメだなと。

マニュアル通りにしゃべっているんだろうけど、それにしても社長に転職を勧める

ことがおかしいと気づいたら別な方法を考えるとか、間違えましたと切るのが普通では。

ほとんど嫌がらせに近い。。

 

こういうことはこの電話に限らず枚挙にいとまがありません。

もちろんスカウトで転職して幸せな会社人生を送る人がたくさんいることも知っています。

そういう仕事が大切なのもわかります。

 

しかしやり方がどうかと・・・。

この電話をかけてきた若者もバカだが、こんなことを社員にやらせている経営者も

本当にバカだと思わずにはいられません。

バカだバカだ。

 

でも、人は自分の会社だけに籠もっていると正確な判断基準ができなくなります。

自社のルールは他社の非常識だったということはよくあることですよね。

 

20代のころ、

若者がうん十万円もする腕時計をしているのなんて金持ち以外あり得ないだろうと

考えていたことがありました。

そのころ行った合コンの席で、向かいに座った20代の女性陣が

全員その高級時計を付けているのを見て、自分の考えが浅いのに気づいたことがありました。

しかも買ってもらったわけではなく、自分で努力して給料の良い企業に就職して買ったのだと

皆さん仰る。 確かに誰もが知る世界的企業にお勤めの女性陣でした。

 

 

 

3月は毎年忙しくて、本当にありがたいんだけど、

いくつもの業務を平行してやっているうちに、

もしかしたら自分だけの考えやルールに縛られて、形を変えてバカなことをやっているかもしれないと

考えて、ちょっと薄ら寒くなりました。

気をつけよう。

 

花冷えの3月です。

 

ではでは。

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逃げたい気分

今週は小さなトラブルに見舞われました。
ギュッと胃が痛くなりそうでしたが、なんとか乗り越えて平穏な週末が迎えられそうです。
それにしても最近東京は雨ばっかりですね。
以前天気と気分の関係について書きましたが、寒くてこれだけ雨の日が続くと
相当落ち込みます。
無理に明るくしなければと思ったり。。
さて、会社なんて毎日起こるトラブルをどう処理するのかが仕事のようなものではありますが、
自分には解決できないだろうという難題にぶつかると、
人間ですから投げ出したくなります。
逃げてしまえばこんな楽しいことが!
辞めしまえばこんなうれしいことが!
知らないふりをしてしまえばこんな楽な毎日が!
と、逃げ出したときの楽しさを想像します。
実際社長をやる前は仕事に関してずいぶんたくさんのことから逃げ、
それはそれで楽だったんですが、
最終的には何もできない自分が残るだけ、だったような気がします。
逃げると言えば 、
僕は小学校2年生まで商店街で暮らしていました。
ちょうど全国的に商店街の衰退が言われてきたころのことです。
ある日うちの斜め向かいにある飲食店の電気が数日前から消えているのを不思議に思って
親に尋ねると、
「夜逃げ」したらしいと教えてくれました。
言葉の意味はなんとなくわかりましたが、
夜中に逃げるという言葉の羅列がおどろおどろしい感じがして、
それ以来その店の暗いガラス窓が気になってしかたなくなりました。
主のいなくなったその店の中で別の何かがうごめいているような・・・
逃げたという事実のせいで、店主や家族の恨みとか憎しみとか悲しみとか後悔といった
暗くて重い負の気配のようなものが
その中にいっぱい詰まっているような。
借金取りよりもその気配こそが怖い。そんな気がしたのです。きっと。
別に夜逃げしたその店のことを生涯考えていたわけではありませんが、
ふと今週その店のことを思い出して、
そんな子供時代に感じた暗い感情も人間の一生を支配しているのかもしれないと思って、
だからなんだってわけではありませんが、逃げるというのは単純に
店を畳むだけでなくて、周りにもいろんな感情を残してしまう罪作りな行為だなと
思い返した次第です。
ではでは。

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