BLOGナイル社長ブログ

HOME > サイトマップ

Monthly Archives: 12月 2008

Monthly Archives: 12月 2008

人は人を救えたり救えなかったりする

12130003.jpg師走の真ん中で派遣切りのニュースなんかを
 
見ていると、
 
やはり自分の身は自分で守らなければいけないと
 
思う今日この頃。
 
 
僕はおそらく日本一たくさん派遣会社のホームページ
 
を作った人間だと思いますので、身につまされます。
 
 
その上、麻生さんは見てのとおりそこそこの人間で、
 
 
そんな人に助けてもらおうと考えるのはちょっとカッコ悪い。
 
 
 
簡単に人は救えません。
 
 
 
 
 
そんな僕も一度間違いを犯しました。
 
 
起業してすぐの頃、不思議なことに自然と誰かを助けてあげたいと思うようになりました。
 
自分が助けてほしいくらいなのに。 
 
自由に使えるお金や地位を持ったことでそう考えるようになったのかもしれません。
社長の仕事は人にお金を払ったり、職を配分することが使命でもあるからです。
 
 
 
そんなとき、ある大学生の女の子と知り合いました。
 
 
出身高校が同じということで、その子のブログを読んだのがきっかけです。
そのブログの内容がずいぶん後ろ向きで、過去も未来も悲観しているのが気になりました。
なので、僕の力があれば、未来に希望を抱けるようになるのでは、と考えたのです。
これは随分傲慢な考え方でした。
 
 
ちょうど霞ヶ関で高校の同窓会があった日。
当時ナイルは霞ヶ関にオフィスがあったので、同窓会の帰りに会社に来てもらうことになりました。
 
初めて会ったその子はブログで感じた印象よりも明るい感じで、思ったほど悩んでいるようには見えませんでした。
受験や学生生活や就職活動の話などを聞いて、
将来出版社の仕事をやってみたいというようなことを知りました。
 
 
ナイルは時々ライティングの仕事などもやりますので、
 
ちょっとだけコピーライティングのバイトをしないかという提案をしました。
お金をもらう厳しい仕事をすることで、将来やりたい事に対する
 
イメージが少しは明確になるのでは、と思ったのです。
インターンみたいなものです。
 
 
それから僕はいくつかお題を出して、彼女に1週間以内にコピーを提出するようにお願いしました。
一週間後、その子はきちんと宿題をメールで送ってきました。
 
 
しかし、やはり中身は素人の仕事です。
いろいろアドバイスして書き直してもらいましたが、
 
どうしても納得いくものを書いてもらうことができませんでした。
 
当たり前ですよね。
 
何の勉強もしてないのですから。
 
 
僕の考えを察したのか、彼女はバイト代を固辞しました。
 
 
 
機会があればまた仕事をお願いするという約束をしましたが、
 
結局その後仕事をお願いすることはありませんでした。
 
 
人を育てるのには時間がかかるし、うちの会社の体力ではそれは難しいなと思ったからです。
 
しかも僕の勝手な慈善事業みないなものに。
 
 
なので、勝手に人に手を差し伸べて、自分の都合で簡単に引っ込めたことを、
 
今でも後悔しています。
 
 
大人に対する不信感がさらに増幅したのでは。。。と。
 
 
そんなわけで、人の役に立ちたいと言う想いが消えることはありませんが、
人は人を救えたり救えなかったりすることがあると
当たり前ですがそんなことを肝に銘じました。
でも、救おうとする気持ちを持ちながら生きることはたぶん大切です。
と自分を正当化しつつ師走は暮れて行きます。
 
 
 
 
ではでは。ウィンク
 
 
 
 
相続人 

社長ブログ