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Monthly Archives: 3月 2008

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オレの色

春、ですね。

 

昨日はこのあたりも雨が降ったせいか、会社の前の道路をカエルが歩いていました。
サラリーマンらしき人が、車にひかれないように一生懸命歩道の方へ誘導しているのが微笑ましい感じです。

 

さて、3月はどこの会社でもそうだと思いますが、ナイルもお陰様でかなりの忙しさです!
今月は会社設立以来の売上を記録しそうです。

ま、そんな忙しさもあって、来た仕事を吟味してどうこうするというような状態ではなくなってしまいました。

切って切って斬りまくる。そんな仕事っぷりです。

 

いつか自分の型をもたなければと、いつも考えていますが、なかなか余裕のない毎日です。

型というかやり方というか特長というか・・・

そういうぶれない柱が大事だな必要だなと思うのは、ある取材がきっかけでした。

 

フリーペーパーの読み物コーナーで、いろいろなプロフェッショナルな仕事をする人たちに話を聞きに行って記事にする企画を担当したときのことです。
なんだかNHKの番組みたいですね。

 

何人かの人にお会いしたのですが、一番印象に残っているのは「少年マガジン」の表紙を毎週デザインしているデザイナーさんでした。皆さんがよく知っているマガジンのロゴもその方がデザインしたものです。

 

そのデザイナーさんも昔は自分の仕事に自信などなかったそうです。
でも、ある雑誌のデザインを担当したときに「オレの色」を発見したというのです。

 

オレンジだったか赤だったか忘れましたが、その色の配分というかレイアウトにおける存在感の出し方に自分自身の型のようなものを見つけたというのです。
そしてそれが自己満足ではなく、編集者や本を買う人にも評価されて受け入れられたと。

 

そのときはよくわからなくて、ふーんという感じで聞いていました。
確かに同じものを作ってもらっても、デザイナーさんによって全然雰囲気違うものができますから。。

 

僕は他人の書棚を見るのが好きなのですが、そのオフィスの書棚はデザイナーさんの手によって作られた本がぎっしり詰まっていました。
取材が終わった後、なにげにそれらの本を眺めていると、ふと書棚に見覚えのある本を見つけてギュッと心が締め付けられるような気がしました。

 

それは「ライターになる!」という僕が以前買ったことがある本でした。
アパートの家賃も滞納する困窮の中、貯金が5千円しかないくせに、なぜかその書籍の背表紙を見ていたらライターになれるような気がして手に取った思い出の本だったのです。
思わずそのことをデザイナーさんに話すと、
ちょっと驚いた風で、
「そんな話を聞くとデザイナー冥利につきる、だからこの仕事をやっているのかもしれない」と言って、
二人でしばらくその装丁を眺めていました。

 

なんだかそんなことがあってから、「オレの色」を持っている人には他人の心を動かしたり、行動を起こさせるすごい力があるんだと思って、
そのときから人に流されず自分の型を持たなければと思ったような気がします。

 

ふ、ちょっとまじめな話でした。

 

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