Googleの最近のペナルティについて解説します。
これは、毎日どのキーワードがYAHOOとGoogleで何位にいるかを計測ツールです。
僕は日々このツールと睨めっこしながら仕事をしています。
この画像を見ていただくとわかると思いますが、
「Google SEO対策」というキーワードで検索すると1ページ目にいた当社のサイトが、4月の後半で突然急落しています。
実はSEO対策に対するGoogle側のペナルティが昨年末から厳しくなっています。
大きく分けて次に上げる3つのペナルティがありますので、知らない方のために解説しますね。
●警告メール送信による手動ペナルティ
●パンダアップデート
●ペンギンアップデート
ペナルティにかかると、それまでの順位がじりじり下がったり、300位とか400位とかまで軽く落とされてしまいます。
そのため、ペナルティになっている対策部分を修正しないことには順位が回復しません。
中にはSEOなんて何も考えていないのに、ペナルティを与えられているサイトもたくさんあります。
多くのサイト運営者はそのことに気がついていない可能性があります。
なんとなく検索エンジンからの流入数が減った気がするという方は、ペナルティを疑ってください。
僕の感覚ですが、日本のほぼ全てのサイトがすでにこのペナルティに多かれ少なかれ影響されていると思います。
では、解説します。
●警告メール送信による手動ペナルティ
SEO用の意図的な被リンクを集めている特定のサイトを何らかの方法で補足し、警告を発する事例です。
SEOで順位を上げるためにはリンクを集めることが重要ですが、Googleではこの手法を違反としています。
そのため、サイト管理者に直接メールを送り、「不自然なリンクを集めている」という警告を発します。
その後、このリンクを削除するなりしてGoogle側に修正の報告を送ります。
Googleから改善の確認ができた旨のメールがあれば何も起こりませんが、この警告メールを放置すると1ヶ月程度で、
順位が100位程度急落して元に戻らなくなります。
●パンダアップデート
低品質なサイトやページをランクダウンさせるGoogleの仕組みです。
具体的には2,3行で中身の無い記事や、他のサイトからコピーした記事など、
検索結果に出るとみんなが迷惑するページを排除します。
たとえば、メーカーから提供された広報記事をそのまま掲載している通販サイトはたくさんあると思います。
これまではそういった通販サイトも検索結果に表示されていましたが、現在は多くが順位を落とされているはずです。
要するにオリジナリティがまったくないサイトが排除されたということです。
「サイトを作るときに手抜きをするな」。
というGoogleからの警告と思ってください。
※この記事を書いたあと、9月7日Googleのブログでこのパンダアップデートについて言及がありました。
↓どのようなサイトが低品質なのかを具体的に説明していますので、必ずお読みください。
●ペンギンアップデート
順位を上昇させるために被リンクを行っている場合、同じキーワードでリンクをし過ぎていると発症するペナルティと思われます。
このリンクの量に関してはいろいろな考え方がありますが、100個つけて大丈夫なサイトもあれば、
5個つけてペナルティになるサイトなど様々です。
サイト自体の信頼が高いとか、文章のボリュームがあるとか、いろいろな指標がスコア化されています。
このペナルティを防ぐためには、キーワードでのリンクをやめる、または他の言葉に置き換えるなどの作業が有効と思われます。
以上Googleのペナルティについての解説でした。
手動、コンテンツ、被リンク、この3つに関するペナルティがあると認識していただけたらと思います。
恐ろしいですね~
ちなみに、なんでパンダやペンギンなんて名前をGoogleがつけているかというと、
ペナルティを与えるサイトとそうでないサイトの白黒をつけるという意味合いらしいです。
ではまた。。