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仕事が早い人の特徴。

 

たまには自分をアピールしようっと。

 

僕は仕事ができる人間だとは思いませんが、仕事が早い人間だと思います。

嘘だと思ったらうちのお客さんに聞いてみてください。みんなが土江は仕事が早い、と言うはずです。

 

なぜか。

 

仕事のできるできないという話がよくありますが、僕の中では、ずっと前からこういう図式があります。

 

 

「仕事が出来る奴」=「アイスコーヒーを早く出す奴」

 

 

アイスコーヒーを早くだせる人間が、会社でもお客さんからも評価される。

と僕はずっと思っていて、それを実践しています。

 

 

学生時代、あるコーヒーショップでバイトをしていました。

お客さんが注文する豆を一杯ずつ挽いて、目の前でドリップして提供するのが特徴のお店。

当然提供するまでに時間がかかるわけです。

しかし、お客さんもそのあたりはわかっていて、自分のコーヒーがドリップされる様子を眺めながら待ちます。

 

ところが、メニューの中にはアイスコーヒーというのもあります。

アイスコーヒーも美味しくいただくためには、その場でドリップしてそこに大量の氷を投入すると良いのですが、

アイスコーヒーに限ってお客さんはそんな猶予を与えてくれません。

外が暑いから冷たいアイスコーヒーを早く飲みたい!というお客さん側の気持ちがあるからですが、

もう一つ重要なのは、お客さんというか世の中全体の共通認識として次の常識があるからです。

 

「アイスコーヒーはすぐに出てくるはずだ!」

「2,3分で出せ!」

 

これがアイスコーヒーに対する国民の体内時計なのです。

 

この時間を超過すると、とたんにみんなイライラします。

だから、飲食店ではアイスコーヒーは早く出さなければならないのです。

 

で、この体内時計はいろいろなものにあって、

牛丼が提供されるスピード、

スーパーでレジ打ちをするパートさんのスピードだとか、

家を新築するときの工事の期間まで

短いものから長いものまであらゆるものに付与されているのです。

 

もちろん普段の仕事の中にもあらゆる事柄にこの体内時計があります。

上司が部下に頼んだ資料作成も、その内容が1日程度のものならどの会社に行っても

1日だと思うのです。

もちろん上司は部下の技量を知っていますので、できる人には半日でできるなとか、

できない人には2日でできるなとか体内時計を変えてくれます。

この上司の体内時計より早く仕事をあげれば、仕事ができるやつ、遅ければ仕事ができないやつ。

仕事の評価って、そういうことなんだと思います。

 

究極に言えば、資料作成の中身より、上司の体内時計より早くだせるか出せないかが、会社での評価に大きく影響していると思っています。

 

世の中には仕事ができないと言われている人もいます。

そういう人達の共通点は、ほとんどの場合次の常識で動いているからだと思います。

 

 

「仕事を依頼順に処理している。」

 

 

2ヶ月かかるWEBサイトを制作中のデザイナーがいたとします。

その彼に、5分でできそうな文字修正の仕事を依頼した場合、2つのケースに別れます。

 

【仕事ができる人】一度手を止め5分の文字修正を先に処理し、その後2ヶ月かかるWEBサイトの仕事に戻る。

【仕事ができない人】2ヶ月かかるWEBサイトが終わってから5分後に文字修正を処理する。

 

 

これは悲劇ですよね。

ちょっと大げさな例でしたが、毎日の仕事の中でこういう処理をしている人は大勢いると思う。

何でもかんでも後回しの人。

いつの間にか、上司やお客さんの評価を落としているはずです。

 

 

どんなときでも相手の体内時計を見極め、順番を入れ替えて処理する人が仕事ができる人。

頭がいいとか、優秀かどうかなんか関係ない。

頭が良くてもこの優先順位ができない人はたくさんいて、そういう人は評価を落とします。

 

 

そんなわけで、

「急ぎの仕事があったら、アイスコーヒーを早く出す奴に頼め!」

 

というのが僕の持論なのです。仕事が早い人はみんなこの特徴を身につけている思いますよ。

みなさんはどうでしょうか?

 

 

 

うちはおいしいアイスコーヒー出しますぜ~

では、また。

 

 

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